「私を離さないで」
カズオ・イシグロという作家を知ったのが
タイトルにある著者の原作が映画化されたことがきっかけでした。
もう一つ、『日の名残り』という作品も、
アンソニー・ホプキンスの名演技で素晴らしい映画になっています。
長崎県生まれだそうですが、幼少の頃に両親とともに英国に渡った著者は
名前や見た目こそ日本人ですが、中身はしっかりとイギリス人なのだなと
インタビュー映像を見た時に感じたことがあります。
『私を離さないで』という作品は、現代社会では考えられないテーマを選んであり
ある数奇な運命に生まれた子供たちが成長し、
それぞれに運命を受け入れていく姿が淡々と描かれています。
ハラハラどきどきしたり、大きな事件が起こったり、大恋愛があったり…と
小説によくある出来事が起こるわけでもないのですが、
この作品はイギリスで大変高い評価を得ているとのこと。
内容の説明は割愛しますが、例えば、人生の中でぶつかる“やりきれなさ”を
どう受け止め、やりすごすか、で人は(意識的または無意識に)
その先の人生を選んでいるのではないか…そんなことを考えながら読み終えました。
とりあえず、来年に向けて今年をしっかり締めくくらなくては…。
タイトルにある著者の原作が映画化されたことがきっかけでした。
もう一つ、『日の名残り』という作品も、
アンソニー・ホプキンスの名演技で素晴らしい映画になっています。
長崎県生まれだそうですが、幼少の頃に両親とともに英国に渡った著者は
名前や見た目こそ日本人ですが、中身はしっかりとイギリス人なのだなと
インタビュー映像を見た時に感じたことがあります。
『私を離さないで』という作品は、現代社会では考えられないテーマを選んであり
ある数奇な運命に生まれた子供たちが成長し、
それぞれに運命を受け入れていく姿が淡々と描かれています。
ハラハラどきどきしたり、大きな事件が起こったり、大恋愛があったり…と
小説によくある出来事が起こるわけでもないのですが、
この作品はイギリスで大変高い評価を得ているとのこと。
内容の説明は割愛しますが、例えば、人生の中でぶつかる“やりきれなさ”を
どう受け止め、やりすごすか、で人は(意識的または無意識に)
その先の人生を選んでいるのではないか…そんなことを考えながら読み終えました。
とりあえず、来年に向けて今年をしっかり締めくくらなくては…。
by dtworks
| 2013-12-03 00:20
| 映画と本の話
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