「点描」 ～ドットワークス通信～

年齢を重ねて、いささかの立場ある人物になった時

悲しいことがあるとすればそれは「師」がいなくなること

（もちろん、大人だけが「師」ではありませんが）

外見がどんなに老齢になったとしても

心の中では

教えを請うたり、叱られたりしたい

そんな時が誰にでもあるはず

道標をなくした後は

その生きざまを何度も思い出し、

後世に伝えるまでが大人の仕事

そうして

１０００年の祭りは続くのですよね、先生。

ありがとう

ありがとうございました。

仕事で長期間ある地域に関わると

親しみが勝手に湧いて

ニュースでその土地の名前を耳にすると

ピッとアンテナが立つようになります

仕事が一段落して

現場が別の場所となってもそれは変わらず

そんな事をくりかえし

また新たな歳月をいくつかの場所で

積み重ねていく

さて次はどんな出会いがあるのでしょうか

寅さんみたいにふらっと知らない土地でご縁ができるといいなぁ

WBC真っ只中

少し前のサッカーもしかり

若い頃には興味がなかったスポーツ競技を見る機会が増えました。

数値的にはホラー映画を見るのと変わらないくらいドキドキしながら

クッションやら、そこらにある何かを握りしめて鑑賞しています

（基本、ホラーは見ない(笑)）

運動神経は母の胎内に置いてきたという実感を持って育ったので

スポーツ選手の身体能力、技の美しさに感動するのはいつもながらですが

最近気づいたのは、

選手たちが見せてくれるのは上述のそれだけではなく、

大きな重圧の中それを乗り越える奇跡のような精神力

そんなシーンを目の当たりにするとやはり

ベタですが「感動をありがとう」ですね

数日後、見事優勝！！！　日本中の幸福度が上がったはず＾＾

SDGｓのバッジをつけた偉い人が

会食の食事を残し、一定の基準に満たない人は切り捨てろと言う

そんな環境に疑問を持つように

心に？が浮かんだときは、そっち側の気持ちを大事にしよう

と、ここ数年で強く思うようになりました。

今の世の中で、ある日突然動けなくなる人が増えていて

その原因はきっと

心と行動の乖離が限界になって

それを自分にわからせるために体に現れるのだろうと思います。

個人的におすすめをひとつ

ひとつ残らず君を悲しませないものを

君の世界のすべてにすればいい…♪

　　　　　　　　　　「そして僕は途方に暮れる」より

折れるくらいなら止まったり、逃げたり、捨てればいいんです。

しんどい時に頭でリピートすると

結構効きますよ♡

いつからか、食べものについて

美味しい、ボリューム、ヘルシー…に加えて

「映える」というキーワードが入ってきました。

それは完全なる「見た目」なので、最近は少なくなった

（と思いたいですが）味は二の次、三の次で

残念ながら写真を撮ったら満足…という風潮も。

地域食材の振興を、しかも

できるだけ広く長く使ってもらいたい私としては、

次なる食のキーワードとして

・センチメンタル

　　懐かしさや思い出に残る料理

・ハードボイルド

　　ゴルゴ１３や００７が食べてそうな料理(笑)

　　ハードな状況下でもちゃんと栄養が取れるもの

・海めし・畑めし（漁師or農家めし）

　　採れたてほやほや（鮮度）をその場で味わう

　　漁師さん、農家さんならではの食べ方

　　その土地でのみ食べられる調味料を使った味付け

等々のものが流行らないかな～と常に（脳内は）企画中

まぁ、仕事のコンセプト的に近いのは三番目ですが…

言葉だけだと「ありがち」と思われてしまうので

体験することでじわ～っと広がっていく事が理想です。

でも真面目に定着させたいと思っているのは

様々な栄養価の研究が進んだ今であれば、

ストレスフルな毎日を乗り切る

「心に効く（気持ちが明るくなる）料理」も生まれるといいなぁと

人は食べたもので出来ているから、

昨今　心の病が多いのは

少なからず食事がかかわっていると思うのです。

「美味しいは幸せ」…ずっと変わらない私の持論です。