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北の国

北の国へ行ってきました。

初めて自分の目で見るその町は、
映像でみていたものとはやはり違う色や空気があって

マーケティングの仕事をする自分自身にとっては
たとえ8Kの映像になっても、
五感で触れる、感じるものこそ信じられる
…そう実感して帰ってきました。

私の住む九州からなら、
北へ行くより、よほど近いアジアの国も多い。

それでも、
日本をちゃんと知らない日本人が安易に
海外にものを売ろうとするのはいかがなものかと
より一層感じた旅でした。

はるか昔、
雪と木々に覆われた大地だった場所を
あれだけの豊かさに開拓できたのだから

何もないところからひとつひとつ、
できることから少しずつ、
多くの物をささげてやっと享受してきた
しくみや暮らしや考え方を

閉塞している、限界だと感じている
多くの、日本中の
誰も知らない忘れ去られた集落の人々こそが
「まだできることがある」
「もう一度木を植えよう」
そう感じてはくれないだろうかと
交流のしくみづくりを考えているところです。
北の国_a0261573_21434076.jpg




# by dtworks | 2019-10-11 22:06 | つれづれ | Trackback | Comments(0)

幸せの青い鳥

ようやく秋の気配が…と思ったら、まだまだ日中は30℃近く
暦だけが刻々と過ぎているような気分です。

4月に新卒で仕事を始めた人たちも
半年を過ぎていろんな気づきを持つ時期…。

ちょうどそんな悩みをちらほら聞くようになりました。

石の上にも三年。
努力と根性。
どんな事も全てが学び。

だけど、
「立場だけの大人」の多い今の世の中の、
(あるいはたまたま居合わせた個人の)
理不尽な都合で、
若い彼女らの個性や可能性を殺してしまう事もある

どうか、たくましく
そして自分を失わず、時には逃げて
それぞれの、青い鳥を見つけて欲しいと願うばかりです。
幸せの青い鳥_a0261573_21433263.jpg




# by dtworks | 2019-09-25 23:27 | つれづれ | Trackback | Comments(0)

100の約束、1000の口約束

大人になるにつれ、
仕事で、プライベートの場で、口約束は増える。

基本的に、今度「〇〇に連れて行ってあげる」という
親の口約束に大きな不満を抱いたまま成長したので(笑)
こんなに歳をとっても、口約束は苦手です。

人によっては
普通に「挨拶代わり」なのでしょうが、
自分と相手の考え方、感じ方が全く同じではないのだから
そこはもっとセンシティブになった方がいい派です。
(そんな党派があれば…ですが(笑))

守るつもりが守れなかった…は当然あるとして、
最初からの口約束=嘘が暮らしのそこここに入り混じるから
後々大きな問題や
生きづらさにつながるのではないかと
世の中を賑わしているいくつかの問題などを見て感じます。

逆に、なんでも白か黒、
きっちりとした線引きやマニュアル化することに関しては
違うゆがみが出てくるのになぁと
そっちはそっちで不安になっています。

些細な事の積み重ねで、私たちの日常はできているから
(理由をちゃんと伝えられないことの結果でそうなってしまった)
たった一つの口約束が、どこかで自分を生きづらくさせてしまいます。

例えば、何気ない口約束を3つ果たしてみる…。
それだけで、人付き合いって結構変わるかもしれません。
どう考えても、約束を守る人の方が人として信用できますから。
100の約束、1000の口約束_a0261573_10105902.jpg





# by dtworks | 2019-07-29 10:45 | つれづれ | Trackback | Comments(0)

美しいもの

この数か月 仕事をしながら聞き流していたニュースで

高校生が高校生を、
高校生が高校生を(これは別々に2回あったのです)、
小学生がお年寄りを、
「勇気を出して命の危機から救い出した」
という話題が立て続けにいくつかありました。

他にも、困っていた時に渡された飛行機代をくれた人を探し出し
返金とお礼が伝えられたという高校生の話もありましたね。

この国の政治や経済に何か影を感じている昨今に
じんわりと希望を見出せるニュースでした。

「セブンイヤーズ・イン・チベット」という1997年公開の
映画を観たことがあるでしょうか?

いつも必ず同じところで泣かされてしまうのですが、
チベットで初めての映画館の建設を頼まれたドイツ人の男性が、
「ミミズは前世で母親だったかもしれないから殺さないでくれ」
と人々に言われ、建設が進まず困って相談に行くと
まだ少年のダライ・ラマ(14世)が、
「あなたは頭がいい。…」(だからきっと方法を考えてくれる)
と相手を信頼しきった瞳で言葉を返すやりとりのシーン。
後にこの国の辿った歴史を思うと、とても美しい悲しい場面です。

心豊かで、美しい国をつくれるのは
きっとまだ何者でもない若く澄んだ魂を
きちんと育てる大人の責任の上にあることを実感します。

少なからず、人にアドバイスをする仕事をしていて
背中をたたかれるのはこんな時です。
美しいもの_a0261573_19045792.jpg
















# by dtworks | 2019-06-19 19:15 | つれづれ | Trackback | Comments(0)

令和元年

令和という新しい時代が始まり
テレビのニュースで見た5月1日のこの国は
お正月のような賑わいを見せていましたね。

改元に賑わう人々の姿はまるで、
新しい時代に、願いが叶う「いつか」が来ることを
祈っているようでした。

自分の知る、昭和や平成という時代の風景が
ほんの少し色を薄くして
鮮やかな新しいものの後ろに重ねられていく、
その瞬間を見届けられたことが…感慨深いです。


どんな時代になるのでしょうね。

ふとよぎったのは、
〚日本人にかえれ』
出光佐三さんの言葉です。
令和元年_a0261573_22005244.jpg






# by dtworks | 2019-05-06 22:10 | つれづれ | Trackback | Comments(0)


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